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| 暴力団との関わりや賭博問題が糾弾されている角界ですが、それだったら、ちばてつや氏の『のたり松太郎』(小学館)は、どうなってしまうのでしょうか? 主人公の坂口くんという力士は、伊勢駒部屋という部屋に所属していますが、彼は、その部屋の力士たちと、よく賭け事をしています〔賭け将棋、賭けトランプ、賭け花札(オイチョカブ)、賭け麻雀など〕。
また、弟弟子(おとうとでし)の阿久津くんという力士の実兄が暴力団員で、坂口くんは、そのお兄さんから、お金を貰っています。 さらに、西尾さんという部屋の職員が、そのお兄さんの所属している組のヤクザと賭け花札をするという、お話の回もあります。
他にも、力士たちがトルコ風呂(ソープランド)に出入りしているというお話も、何度かあります。 これは、「品格問題」につながるかも知れません。 下手したら、「自主規制により絶版」なんてことになったりしないでしょうかね? いや、これは、私の考え過ぎでしょうか? |